2011年06月27日

赤塚不二夫展

母に誘われ、不二夫先生の展覧会へ足を運ぶ。


1106_pi_akatsuka.jpg

展覧はいまいちだったが、展示された作品たちは大変、大変良かった。

あぁ、抜群に安定感のある絵!
緻密さのある線、細部まで描かれた背景。美しい彩色。

本当に、ひとコマひとコマにきっちり詰まってる・・・。
どうしてこの時代の漫画家の人たちはこんなにも真剣に漫画を描けるのだろう。


話は変わって、

もともと私はこの方の漫画が好きかというと、そういうわけでもありません。
どっちかっていうとあまり良い印象はない。

大体、ストーリーの無い漫画なんて、当時の私にはどう捉えていいものか当惑ものだった。
オチもない、教訓もない、心温まるものもない。
毎回毎回「で?」っていう話を何年も続けられるのはなぜ、というそんな印象しかない。
たぶんそれだけ「楽しむ」という感覚の鈍っていた少女時代・・・。(笑)

でも、毎回その「で?」っていうことをひたすら続けてこられた方なのね。
そしてその素晴らしさを証明してきたんですね。
それって「有り」だってことを。


先日、「太郎の塔」を観た時にも感じたんだけど、周りで言われる常識とか普通とかを吹っ飛ばして「自分」っていうモチーフだけにひたすらベクトルを向けている、それって何てすごいことだろう。
ほんっとにベタだけど「これでいいのだ」って自分で自分にOK出して、その繰り返し。
んで、最後には太陽の塔ができたり、うなぎイヌが生まれたりしちゃうんですね。

んー、ファンタスティック。
自分を愛せるって素晴らしい。
posted by roco at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/212111424

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。