2011年05月30日

博士の愛した数式

例えば、自分の"今"が不本意だったり、理想と違うことで「未来」に思いを馳せる時がある。
自分の日常を「つまらない毎日」と捉え、手に取れない「いつか」の方に期待を寄せる。

わからなくもないけど、やっぱり旬である"今"を土台にその延長が生まれるわけで。

そんなことをしてるうちに、思った以上の時間が過ぎていることの方が、たぶん多いんじゃないかなぁ。
そして、そんなのってもったいないなぁと最近しみじみ思う。


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博士の愛した数式 [DVD] / 寺尾聰, 小川洋子, 小泉堯史, 深津絵里, 齋藤隆成 (出演)

博士の愛した数式という小説は随分前に読んだけど、記憶の経過でディティールまでは覚えておらず。
そのおかげか、かえってすんなり鑑賞できた。

80分しか記憶を維持できない博士に、未来はあまり効力がない。
当然、過去って括りもほとんど意味をもたない。
博士の一日はいつも、事故を起こしたことと、後遺症が残ってることを知らされるメモからの始まりになる。
それはかなり厳しいスタートだと思う。

ところが、博士も博士と一緒に過ごす人も、かなり素敵な時間を過ごしている。
「いつか」が無くても作れる、かけがえのない80分。



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全然話が変わるけど、夢をもって努力するとか、邁進するってほんとーに素敵なことだと思う。
そのために今の厳しさを充実に変えたり、かえって輝かせることができるなんて、それだけで魔法だ。

だけどその魔法はくすんだ「今」を言い訳にするための魔法では決してないのよね。
似てるようで違う。

いつも、人は生きてるその時でフィルムを回してるし、どんな場面を捉えたかってことにその人の個性が出る。
けどいざ映した時に、もしもレンズが曇っていたら、きっと見えないことがある。
与えられてるのに気づかなかった、なんてことも。

博士にはフィルムの貯蔵庫は無い。
だけどとびきりのレンズをお持ちなので、80分はどこを切り取っても最高の瞬間を映していた。






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2010年08月23日

愛しのオモチャたち

TOY STORY3 見てきたよ!

号泣して化粧が全部落ちたよ!






次はベストキッドを見るー。
ジャッキー見ると上がるー。
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2009年04月27日

ノーカントリー

監督:ジョエル&イーサン・コーエン
出演:トミー・リー・ジョーンズ
ハビエル・バルデム
ジョシュ・ブローリン

スリラー・サスペンスな映画。日本ではR−15指定とか。

不条理という言葉がある。

変なたとえになるが、もし私が映画を作るならば必ずその過程において作品に感情移入をしてしまうと思う。
それはストーリーに対してだったり、登場人物に対してだったり、「こうなって欲しい」とか「こういう結果になるはず」とか。

で、この映画にはそういった部分が見えない。
ゆえに予測がつきにくい。

暗い映画です。音楽もない。
もちろんコメディのかけらもない。
唯一ほっとしたのは、殺人者の髪型くらい。

けど非常に、非常に面白かった。
posted by roco at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月12日

映画メモ

面白そうだな、とレンタルしてみたものの
あれ?これなんか見たことある・・・って感覚、ありませんか。




デジャヴュじゃなくて、物忘れなんだな。



今週見たもの。
★マリー・アントワネット
政治的な絡みはなし。斬首台もなし。歴史物っていうより、ひとりの不幸な女性の話。
★エリザベス・ゴールデンエイジ
ケイト・ブランシェっト男前。ジャンヌ・ダルクっぽい。
★チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
結構地味。
★ラスベガスをぶっつぶせ
わかりやすい。知能が高いって素晴らしい。
★カンフーパンダ
パンダー!って感じ。

インハー・シューズ。
これまで何度間違って借りたことだろーか。

ま。いいんだけどね。
posted by roco at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月10日

アメリカン ギャングスタ

監督:リドリー・スコット
主演:デンゼル・ワシントン
ラッセル・クロウ



マフィア映画ならぬギャング映画だけど基本は一緒。
骨太な映画で、話もわかりやすく
視点が切り替わることが多いけど軸がぶれないから見やすい。

主演の二人は当然の貫禄の演技なので安心して見られました。

映画としては、面白かった。

けど全くもってお調子のいい話である。

こんなことが許されるの(笑)



いろんな意味で★アメリカ★!って感じな映画でした。



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デンゼル・ワシントンかっこいい。

本物のフランクもあんなかっこいいんだろうか。
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2008年10月15日

スィ-ニー・トッド

スィーニー・トッド
監督;ティム・バートン
キャスト:ジョニー・デップ
     ヘレナ・ボナム=カーター

殺人鬼の理容師とその階下で人肉パイを製造する女主人。
設定だけ聞くとホラーよりもブラックコメディ。
だって普通にあり得ないでしょ、そんな話・・・。

ホラーよりもダーク・ファンタジー。
ミュージカルなだけになおさら。

美しい映画かもだけど、もう観なくてもいいかな。
やり過ぎティム・バートン。過剰な鮮血に食傷気味。おえー。
posted by roco at 16:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月08日

ハンコック

監督:ピーター・バーグ
キャスト:ウィルスミス
     シャーリーズ・セロン
     ジェイソン・ベイトマン

スーパーパワーをもてあましたダウンロウ・なヒーローのサクセスストーリー。

この映画を観にいく私の「ハンコック」という作品に対しての認識はこんな感じ。
ところが見始めて行くうちに「おや?」と思う。

というか、この作品のベースはどこ?
コメディなのか、悲恋ものなのか、ヒューマンなのか。

そして後半はほぼ「ハンコック」じゃなかった・・・。

つーか私はアクション映画が見たかったのだ。
しかしアクション映画とCGアクションは違うのだ。
この世界はドラゴンボールのようだ。
欲求不満は夜、「MIB」を鑑賞したことで解消された。
すっきり。
posted by roco at 16:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月02日

崖の上のポニョ

子どもと一緒に鑑賞。





日本版・人魚姫。



おとぎ話の設定は一見子どもじみているようで、なんら子どもの世界ではなかった。







色鉛筆と単純なアニメーションで織り成すリアル。



やり過ぎなくらいのビジュアル、説明不足なストーリー。



ファンタジーと現実の境目がずれて、スクリーンが歪んで見えるような躍動感と圧倒性。



精密であるところから全く離れて作り上げた世界はちょっと狂気じみていて、けど楽しかった。



アニメーションの力を真っ向から対峙して利用してる。





鑑賞時間、101分。



満足。















それにしてもこの監督って、だんだん口数が少なくなってるなぁ。



説明不足、というよりわかってもらおうとしてない。







人に自分の意思を伝える時、人はたくさんの言葉や表現を使って、なんとか相手に理解してもらおうとする。



ところが「伝える」という行為には、対相手が存在する。



伝える側がどんなに努力しても、相手に受け取る皿がなければその皿より大きな物を乗せてやることはできない。



この監督は、みんなに伝えるための努力は捨て、汲み取れる人に、よりわかってもらうため力を費やしてる。



でもそれって、悪くないと思う。

posted by roco at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月09日

幸せのちから

監督;ガブリエレ・ムッチーノ
キャスト;ウィルスミス
     (クリス・ガードナー)
     ジェイデン・クリストファー・サイヤ・スミス
     (クリストファー)


仕事も、妻もなくし、ほぼ一文なしに近い状態のクリスが愛する息子と幸せを掴む、サクセスストーリー。
あえてストーリー書かなくてもいいですね。
あれだけ宣伝してたし。
みなさんご存知だと思います。
あの宣伝を見てこの映画を見た人、
ちょっと裏切られた気がしたんじゃないかな。


幸せの定義って人それぞれ違うよね。
基本的にこの映画を見て幸福感に包まれることは少ないですが、
必死で勝ち取った何かってことがひしひしと伝わってはきました。


ウィルスミス、
カッコいいのは走る姿だけじゃないのね。
posted by roco at 16:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月13日

花嫁





以前友人と「見たいね〜」などと話してたのにあれよあれよと予定が流れてついに行けなかったこの映画をひとりで鑑賞いたしました。 





以下、感想。



クレイアニメということでひとつひとつの技巧が凝っていて、でも「作り込んでるぞー!」というスタッフ側の気負い感のない「サラッと見られる」何とも素敵なムービー。



全編ちょっとしたミュージカル仕立て。

政略結婚と「しきたり」に縛られたこの世は暗く重苦しいゴシックミュージック。

対照的にちょっと無法地帯な「死後の世界」ではハイテンションカラフルなジャズ。



かなり悪趣味なキャラクターをデフォルメでとっつき安くしてある。

そのブラックなバートンらしい世界は健在で「こういうのが好きなの!!」ってのがありありと伝わってくる。



清楚なビクトリアとちょいおどおどなヴィクターも魅力的なんだろうけどやっぱり私のお気に入りはエミリー。



目玉を落としたり、溶けた頬から奥歯が見えたりと・・・朽ち枯れ果て、不気味としか言いようのないこの花嫁は、姿に反して健気にヴィクターを思う。

その姿があまりに悲しく愛しい。



見始めたときからどうなるかわかっていたのに、エミリーを見ているとその結末さえも羨んでしまいます。

ラストはHappyともBadともとれずただただその美しさと悲しさが心に残ってしまう、そんな映画でした。









あぁ、こんな良作ならやっぱり彼女と見たかった。
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2005年09月28日

チャーリーとチョコレート工場

最近ジョニデ・フィーバーの妹から映画のお誘い。
行ってきました、「チャーリーとチョコレート工場」

私あんまりティム・バートンさんの映画見たことありません。それこそ「シザーハンズ」なんかは見ましたけど「マーズアタック」も「ビッグフィッシュ」も見たことない・・・。
なのでバートン作品としては二本目の観覧。
ただ予告やなんかで結構目にはしてたし、気にもなってはいたのでいそいそと出かけて参りました。


で、見た感想。

なんというか全体的にすごく濃い外見の映画なんだけど話はかなり単純かつ短絡的。
食欲だけの男の子、お金持ちの女の子、自信家の女の子、頭のいい乱暴な男の子、それにチャーリー。みんなそれぞれ工場見学のなか「特別賞」目指してあれこれやらかすんだけど結局最期に残るのは家族思いの優しいチャーリー。
そしてチョコレート作りという才能にはものすごく長けているのに愛情は欠損しているウォンカ工場長。彼もチャーリーと一緒にいるうちに色々取り戻していく・・・と言う感じのよくあるお話しの見えやすい映画でした。

でも私的にはかなり面白かった。
ストーリーは単純だけどあの映像!小さい頃に良く見たオズと魔法使いのよう。
すごくわざとらしくてどうせならCGなんか使わずにもっとちゃっちくしてくれてもいいくらい。
あんな単純なお話しだったけど全体の雰囲気がすごく良くてホントに楽しくなるような映画でした。気軽に楽しむならこういうのが一番いい!

ただ映像だけだったけどチョコレートの川やなんかで甘いものはちょっと食傷気味。
帰り際もロビー、売店とチョコポップコーンなるものの甘い香りが充満していてすごくお腹いっぱいになってしまいました・・・。
posted by roco at 10:24| Comment(3) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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